第8回親睦囲碁大会

  在京同窓会の囲碁大会は、コロナの影響で平成元年10月6日(日)を最後に大会の開催ができなくなりました。コロナの波も弱まりを見せ、また「猛暑の夏」も一服している間隙を狙って、9月30日(土)に第8回の囲碁大会を開催しました。  しかし、コロナによって失われた3年間のブランクは大きく、これまで参加いただいてきた先輩方の中に体調不良のため参加できない方が増え、また、初参加の方もいなかったため、当日の参加者は、残念ながら過去最低の11名にとどまりました。  当日は持ち点の高い順に、上位5名のA組と6名のB組に分かれて、総当たりによるリーグ戦を行いました。  リーグ戦の結果は、次のとおりです。
【A組】
 1位 渡部光治三段(高30) 2位 山田泰次八段(高20)3位 小野雄二四段(高16)
【B組】
 1位 丸山勇一二段(高16) 2位 五十嵐久芳二段(高12) 3位 渡部正範二段(高20)
 この囲碁大会では、全体を通して「最高勝率」をあげた方を「総合優勝者」とするルールがあります。今回の最高勝率は、A組の渡部光治三段の4戦全勝でした。渡部三段は2回目の参加で、この囲碁大会で3回目の総合優勝を狙った山田(泰)八段をはじめ、棋力上位のベテランとの対局を全て勝ち上がる見事な完全優勝でした。  コロナ禍のもとで、碁会所に出向くこともままならない日々でしたので、今回の囲碁対局は久しぶりであるとの声が多く聞かれました。碁盤を挟んでの真剣勝負は疲れますが、思いっきり全力で碁を打てることの楽しさを存分に味わえた大会になりました。  将棋の「藤井八冠」が誕生して、将棋の人気が上昇しています。この囲碁大会にも高20回卒以降の若手棋士が多数参加してくれることを期待しています。     早坂嘉朗(高14回)

第7回親睦囲碁大会

  第7回囲碁大会は、10月6日(日)、JR新宿駅南口から徒歩3分の「新宿囲碁センター」で開催しました。当日、集合時は小雨模用でしたが、夕方の終了時には夕焼けが見えました。
 当日の参加者は15名で、初参加者もなく、これまでの大会の中で最も参加者が少ない大会となりました。参加された方々の年齢を見ると、大半が70歳代でした。60歳代、50歳代の方々が参加していただければ囲碁大会ももっと盛り上がるものと思います。
しかし、参加された方々は、いつもの「常連」のみなさんですから、お互いの棋力は十分に分かっており、それぞれの対局は熱戦となり、思いがけない番狂わせも生じるなど中身の濃い、充実した囲碁大会になりました。
 対局は、持ち点116点以上の10名について、アミダくじにより2組に分け、5人ずつ3組分かれて、リーグ戦を行いました。 その結果は、次のとおりです。
[A組] 1位山田泰次七段(高20回)、2位佐藤公央五段(高14回)、3位五十嵐久芳二段(12回)
[B組] 1位櫻木正範六段(高14回)、2位山田陽國四段(高14回)、3位丸山勇一二段(高16回)
[C組] 渡部正範初段(高20回)、2位伊藤俊郎二段(高12回)、3位芳賀克己二段(高16回)

この結果、全体を通しての最高勝率(4戦全勝)を残したA組の山田泰次七段(高20回]が、第4回大会(4戦全勝)に続いて2回目の「総合優勝」となりました。山田泰次さんは、今大会最高の持ち点(164点)での参加でしたが、そのハンディキャップをものともせずに「全勝優勝」を飾りました。
以上

第6回親睦囲碁大会

 在京同窓会の囲碁大会は今回で6回目の開催となりました。今回の囲碁大会は、開催時期について、これまでの猛暑の7月開催を避けて、10月8日(月。体育の日)に引越ししました。お蔭様で、当日は、台風の脅威もなく、穏やかな秋の日になりました。会場は、いつもの「新宿駅南口を出て徒歩3分」の「新宿囲碁センター」です。  今回の参加者は、17名でした。大半の参加者は常連のみなさんですが、初参加は、高11回卒の兼子建二さんと高30回卒の渡部光治さんのお二人でした。  今後も、同期のみなさんで囲碁好きの方々に声を掛けていただき、どんどん初参加の方々が増えることを楽しみにしています。  対局は、持ち点110以上の方11名を2つの組にランダムに分け、残りの6人を1組とする3組に分かれて、それぞれリーグ戦を行いました。その結果は以下のとおりです。
【A組】1位山田陽國三段(高14回)、2位伊藤昭允五段(高14回)、3位丸山勇一三段(高16回)
【B組】1位佐藤公央五段(高14回)、2位古川隆治三段(高15回)、3位櫻木正範六段(高14回)
【C組】1位芳賀克己二段(高16回)、2位早坂嘉朗3級(高14回)、3位柏木尚1級(高9回)

 また、A組からC組までの優勝者の中で最高の勝率をあげた方を「総合優勝者」とすることにしています。今大会では、A組の山田陽國三段(高14回卒)が4戦全勝の好成績あげられ、初の「総合優勝者」となりました。

第5回親睦囲碁大会

 会津の藩祖保科正之公以来の会津人の囲碁好きは母校の会高同窓会でも古い歴史を刻んで盛んですが、ならば在京同窓会でもと始めた囲碁大会は、今回で第5回を迎え安定期に入りました。今回の囲碁大会の参加者は19名で、7月17日(海の日)にJR新宿駅南口直ぐの「新宿囲碁センター」で開催しました。  対局の方法は、「持ち点数別」に4つのグループに分かれて、リーグ戦を行いましたが、その結果は以下のとおりです。A組(四段~六段5名):1位坂内孝成四段(高8回卒)、2位船木栄久雄五段(高19回卒)、3位山田泰治七段(高20回卒)B組(二段・三段5名):1位谷村力雄二段(高12回卒)2位佐藤輝三段(12回卒)、3位山田陽國三段(高14回卒)C組(二段・初段5名):1位丸山勇一二段(高16回卒)、2位五十嵐久芳二段(高12回卒)、3位兼子八郎二段(高8回卒)D組(初段~3級4名):1位芳賀克己初段(高16回卒)、2位柏木尚2級(高9回卒)、3位渡部衛1級(高4回卒)。また、A組からD組までの優勝者の中で、最高の勝率をあげた方を「総合優勝者」とすることにしています。今大会では、A組の坂内四段、C組の丸山二段、D組の芳賀初段の3人が全勝の成績を上げ、同率となりましたが、同率の場合は、卒業年次順とするルールにより、A組の坂内四段が「総合優勝者」となりました。坂内四段は、過去5回の囲碁大会のうち3度目の「総合優勝」です。今大会は、初参加者がいなかったので、互いの棋力を熟知した常連のみなさんの対局となり、熱戦が展開され、囲碁を十分に楽しみました。次回の親睦囲碁大会は、「猛暑の夏」を回避して、10月の体育の日(10月8日)に「新宿囲碁センター」で開催の予定です。囲碁愛好家のみなさんがドシドシ参加されることを期待しています。

第2回親睦囲碁大会 坂内孝成さんが2連覇

◆21名が参加

 第2回親睦囲碁大会は7月21日(月祝日「海の日」)に新宿南口3分の「新宿囲碁センター」で午前11時から午後5時まで、中52回の山内五段を筆頭に22名の参加で行ないました。
対局は自己申告による段級位別の持点による、4グループのリーグ戦により50試合を行いました。
 その結果、優勝は高8回の坂内孝成さんで、2期連続の「名人位」を獲得。準優勝は高14回の佐藤公央さん、第3位は高4回高瀬熈一郎さんと高12回鈴木聡一さんでした。
 今後のあり方については、高段者と区別したリーグ戦なども考えられますが、みなさんのご意見を今後に生かしたいと思いますので、是非お寄せ下さい。
 今後とも、老若による同郷のみなさんとの囲碁を楽しむ場を目指しますので、囲碁好き初心者の同志をお誘いの上、参加を賜りますようお願い申し上げます。
 幹事 早坂嘉朗(高14回)/伊藤俊郎(高12回)