会津っぽ15会懇親会

第20回「会津っぽ15会懇親会」を開催

  高校15回卒同級会は「会津っぽ15会懇親会」のネーミングのもと、今年は記念の20回目を迎えることができました。会場はこれまで利用したことがなかった本格的な中国料理ということで、土日祝日限定:フカヒレと自家製干し鮑醤油煮込みなどの料理長おすすめコース料理が堪能できる、京橋の中国料理「頤和園(いわえん)」京橋エドグラン店で開催することになりました。10月27日(日)17時に仙台・郡山からを含め、25名(締め切り時点では30名でしたが、諸事情で5名キャンセル)が集合いたしました。富樫文夫君の乾杯の音頭で、会は始まりました。昨年に引き続き「在京会高同窓会会員による懇親機会促進策」へ申請して提供された、会津清酒2升(もちろん、銘柄は新井田傳君社長の「花春」)を全員で酌み交わしながらの歓談後、一人ひとりの近況報告に入りました。今回、特に多かった話題は“地球温暖化を憂う”発言でした。近況報告や歓談中に、プロカメラマンの坂 直孝君による写真集作成のためのスナップ写真および全員での記念写真撮影がありました。最後に毎回恒例となっている新井田傳君提供の「幸楽苑お食事優待券」10名分のジャンケン争奪戦を行ない、大いに盛り上がりました。3時間はあっという間に過ぎ、来年は地元会津で地元同級会と合同で「喜寿の祝」を実施することを誓って20:10に閉会いたしました。帰りには、今年9月に発売された花春酒造と松本零士氏コラボでラベルに白虎隊イラストが描かれた、純米大吟醸酒“戦国のアルカディア 名将銘酒47撰 白虎隊士中二番隊”が20回の記念として新井田傳君から全員にプレゼントのサプライズもありました。
参加者は以下のとおり。(敬称略)
赤塚吉雄、安部敬介、上野 徹、薄  修、江川義朗、大江 宏、大竹 清、大平隆司、 冠木敬一郎、河原田保佑、木根淵二郎、小林孝彰、渋川英夫、菅原滋郎、鈴木喜六、 鈴木忠正、富樫文夫、長澤勝輝、新井田傳、坂 直孝、古川隆治、矢澤敏彦、山口洋一、 横山匡輝、吉田忠生 (合計25名)                                   鈴木忠正 記

までいの村に陽はまた昇る

飯舘村在住の田中俊一君を励まし復興の桜を鑑賞する

   東京電力福島原発事故で全ての村民が避難した「飯舘村」は、2017年春に村の大部分で避難指示が解除された。この飯舘村から「復興アドバイザー」を委嘱された前原子力規制委員長・田中俊一君の激励と併せて飯舘村の「絆づくりの復興の桜」をめでに4月25日・26日現地を訪ねた。「会津っぽ15会」の同級生が、会津若松・郡山・仙台・首都圏から17名が参加した。
 飯舘村の高台に用意された山荘に田中君は毎月の半分程滞在し、「までいの村に陽はまた昇る」に向けて村の復興と避難者の復帰に尽力している。ちなみに「までい」とはこの地方の方言で「手間暇を惜しまず、心を込めて丁寧に」飯舘村を築くことが込められているとのこと。また、大震災から8年が過ぎた昨年には、3月11日を「あたりまえをありがたいと思う日」とした。被災により改めて気がついた「あたりまえのありがたさ」を広く伝えようとエピソード作品を募集し、入賞者の表彰と朗読を行っている。一日も早い復興・再生を願わずにはいられない。
 田中山荘の庭に用意されたテントで、福島市のスーパーで求めた豪華な食材でバーべキュー。田中ご夫妻が用意した山菜料理のコシアブラやタラノメのてんぷら、行者ニンニク餃子。さらに、超高級キノコの炊き込み「イノハナ(猪鼻)ご飯」をいただいた。花春酒造社長・新井田傳君の差し入れは、新発売の純米大吟醸酒「結芽の奏(ゆめのかなで)」。この女性杜氏による口当たりのやわらかいお酒で、夜遅くまで楽しいひと時を過ごした。
 翌日は「復興の桜」の鑑賞にドライブし、新緑や山桜とのコラボレーションを満喫し散会した。難病から快復の白井直明君得意の川柳「子はかすがい  女房タフガイ 俺疎外」を披露してこの旅の締めとする。
 (高15回・上野徹 記)