8時44分に新宿を出たホリデー快速は50分ちょっとで秋川へ。駅前から送迎バスで10分、東京サマーランド・ファミリーパークに着く。ここからは3分ほど歩いた、丘の上のログガーデンの会場では先発した鍋つくり隊が芋煮鍋を煮込みながら皆の到着を待っていた。
秋晴れの10月19日、23回目を数える恒例の芋煮会が50名(同窓会員22、会女OG25、会員家族3)の参加で行われた。今年は中学卒の参加がゼロで一抹の寂しさとともに、しかも会高と会女の参加者数が逆転、まさに軒を貸して母屋を取られてしまった感だが、両校仲の良い12回卒が中心となって話は弾み、楽しい秋の一日を過ごした。
大越副会長の開会宣言と乾杯の号令に続けた石田会長の挨拶で始まった芋煮会は、まずは芋汁と用意された会津の酒を堪能し、しばし歓談。芋汁を2杯、3杯とお代わりし、腹がくちくなったところで、配られた歌集による腹減らしの「うたごえ」大会。長沼さん(高12回)と近藤さん(会女16回)の司会で「知床旅情」「リンゴの唄」「憧れのハワイ航路」「あざみの唄」、震災復興支援ソングの「花は咲く」などを次々に歌う。続いて会津磐梯山の盆踊りに興じ、両校の校歌で締めて、来年の再会を約し散会となった。